親知らずの抜歯

Doctor’s Voice

四ツ谷デンタルオフィスは、四ツ谷駅から近い歯医者です。これまで、親知らずの抜歯を数多く手掛けており、親知らずが横向きになってしまっているケースなど、大学病院までいかなくても当院で対応可能な場合が多々ございます。

親知らずは、現代人では顎が小さくなってきている傾向があり、なかなかまっすぐに、正常に生えてくることも少なくなってきております。

そのため、歯ぐきが腫れてしまったり、他の健康な歯に悪影響を及ぼしてしまったりすることが少なくありません。

親知らずのことで、疑問やお悩みがあれば、口腔外科手術の経験豊富な当院まで、是非一度ご相談ください。

親知らずの抜歯

親知らずとは

人の歯は基本的に親知らずを含め、上下それぞれに16本あります。

その中で、一番奥に生えるのが親知らずです。

通常の永久歯は15歳ごろまでには揃いますが、親知らずだけは20歳を過ぎてから生えてくる場合もあります。

親が知らないうちに生えてくる歯というのが、「親知らず」という言葉の語源です。

この親知らずは、他の永久歯と全く性質は変わりません。なのに、抜いたほうがいいと昔は言われていました。それは、親知らずが真っすぐに生えなかったり、歯肉の中に埋もれたままだったりと、悪い状態で生えてきやすいからです。

そのためむし歯になったり、智歯周囲炎になったり、他の永久歯を無理やり押し込んで生えるために歯並びが悪くなったりという症状を引き起こします。

親知らずが害を及ぼすケース

① 少し出てきて盛り上がった歯肉が腫れる

親知らずが歯茎を破って少しだけ顔を出し、噛みこんだりして痛みを伴うことがあります。

② 7番の歯を押して穴をあけてしまう

親知らずが7番に側方から押していき穴をあけてしまうこともあります。

③ 7番の歯を押して最終的に前歯が重なってくる

親知らずが7番に側方から押し、7番が6番を押し、、、全体の歯並びが悪くなり、前歯も重なってしまうこともあります。

親知らずの治療

親知らずの治療法 治療法は抜歯に分類されますが、通常の抜歯よりも時間がかかります。一番奥にある歯ということと、歯全体が出てきておらず一部は歯肉に埋もれていることもあるためです。

基本的な順番としては、 局所麻酔 ⇒ 歯肉粘膜を切開剥離 ⇒ ドリルで骨を削る ⇒ さらにドリルで歯を分割して摘出 歯を全て取り終えたら、空いた穴に抗生剤と止血剤を填入し縫合します。そのため、治療後には何も予定を入れず家で安静にするのがベストです。

歯医者では痛み止めを処方されますが、痛みがあまりにもひどい場合は我慢せずに、歯医者に連絡を入れてください。